【効率的勉強法 塾なし高校受験】効率的・効果的な暗記のコツ《インプット編①》(No.148)
みなさん、こんにちは。
以前、この記事と同じ「効率的・効果的な暗記のコツ」というタイトルの記事を3本ほど書かせていただきました。
内容としては、インプット(知識等を頭に入れる作業)よりもアウトプット(頭に入れた知識等を思い出す作業)を重視すると、記憶の定着率が上がって効率よく暗記ができるというお話を、具体例を交えて書かせていただきました。(記事の内容は、文末の「ブログ内関連リンク」から各記事をお読みいただければ幸いです。)
この数か月間で、受験生を中心とした複数の中学生の生の声を聴く機会がありました。
そのときに感じたのは、アウトプットがどうのという以前に、そもそもインプットの段階で苦戦している中学生が、結構多くいるということでした。
そこで、今回から、どうしたら知識等を効率的に頭に入れられるのかという「インプットのコツ」についてお話ししたいと思います。
「【英語編②】都立高校入試の傾向と基本的な勉強法(No.8)」の記事で、英単語とその日本訳の関係には「意味」がないため、英単語を単体でその日本語訳と組み合わせて大量に覚えるのは「覚えにくくて忘れやすい」というお話をしました。
例えば、「book」と「本」。英語では「book」で日本語では「本」というだけで「book」がなぜ「本」なのかを説明することは専門の研究者等以外にはできませんし、教科書にも書いていません。
これを解消するためには、文章の形で覚えるとよいです。
「This book is interesting」=「この本は面白い」
このように覚えることで、英語をそのように日本語訳する「理由」が生まれ、「覚えやすくて忘れにくい」ということになります。
ついでに、単語の使い方も覚えられて効率的です。
また、「【社会編②】都立高校入試の傾向と基本的な勉強法(No.15)」において、日本地理においてのみかんの県別生産量の覚え方についてもお話ししました。
1位 和歌山、2位 愛媛、3位 静岡と機械的に覚えるのは、やはり「覚えにくくて忘れやすい」です。
「みかんの栽培に適しているのは、気候が温暖で日照時間が長い地域。上の3県は全てこの条件を満たしている。だから、みかんの生産量が多い」と「理由」も含めて覚えた方が「覚えやすくて忘れにくい」です。
おまけに、このように覚えた方が、記述式への対応力も格段に上がります。
ここまで読んでみて、既にお気づきの方もいらっしゃると思います。
そうなんです。
効率的・効果的にインプットする=「覚えやすくて忘れにくい」インプット方法の基本は、覚えようとしているものをそのままの形で覚えるのではなく、覚えようとしているものに「意味」や「理由」のような、覚えやすさや思い出しやすさを増すための「とっかかり」をくっつけて覚えることなのです。
今回は、これで終わります。
次回の「効率的・効果的な暗記のコツ《インプット編②》」では、覚えやすさや思い出しやすさを増すための「とっかかり」について、上記以外の具体例をいくつか挙げてみたいと思います。
今回も読んでくださり、ありがとうございます。
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